漫画『信長を殺した男』をきっかけに日本史にいざなわれる
最近、ワンピースに次いで次の単行本の発売が待ち遠しい作品がありましてね。もう大変ですよ。とんでもねえ作品がこの世に生まれてしまいましたよ。そう、それこそ『信長を殺した男』です。
続きを読むバンジージャンプは一度やったほうがいいよまじで
視線を落とすとそこは谷。はるか42メートル下を流れる利根川の流れる音がわずかに聞こえる。利根川上流に架かる橋。そこに据え付けられたバンジー用のプラットホームに立っている。目の前に柵はない。網目状の金属の床からは、時折冷たい風が吹き上げてくる。そして、なぜこんなことをしているんだという疑問も頭の中で吹き上げてくる。いまさらである。
いざここに立ってみるとけっこうキツい。心臓をグッと締め付けてくるような恐怖。今からこの谷に身を投じるのだ。自然と足が竦む。普通に生活していたらまあ、ありえないシチュエーションなわけで、本能的にやばいと感じるわけだ。
そしてついに「5・4・3・2・1・バンジーー!」という係員の兄ちゃん達の軽快なカウントダウンで身を投じる。頭から谷底へ飛び込む。刹那、体が完全に宙に浮く。
ーーそれにしてもすごい速さのカウントダウンだった。おい、兄ちゃん。5つ数えてるけど、実質2秒くらいだったぜ。ーー
そして自由落下を始める。
こういうのは飛ぶ直前が一番怖いのであって、飛んでしまえばそんなに怖くない。否、飛んでる瞬間もめちゃめちゃ怖かった。落ちている最中はバンジーがついていることを感じないので、感覚としてはただただ落下していくのである。迫り来る地面。吹き付けてくるものすごい風圧。迫り来る地面。
最下点まで到達すると、突如として体じゅうに強い衝撃が走り、方向感覚が失われる。目の前の光景が視認できないほど、視界が激しく揺れる。気がつくと地面から遠ざかって宙に浮いている。伸びきったバンジーが一気に縮んだのである。そのような、上がったり下がったりを2、3回繰り返すと、ようやく落ち着き、宙吊りの状態で静止する。地上からは10メートルほどで宙吊りの状態。
テレビでは、飛んでいる最中の映像は放送されても、その後”どうやって元の場所に戻るか”までは放送されない。
「元の場所に戻る」この行為がまた、めちゃめちゃ怖いのであった。
バンジーをゆっくり引き上げて、プラットホームに戻るのだ。宙吊りの状態で地上50メートルまで上昇するのだ。下を見てはいけない。足がどこにもついていない状態というのは本当に怖いのであると実感した。
そしてプラットホームに到着。その時の安心感、達成感たるや…。
ということで、みなかみ(群馬)にてブリッジバンジーをやってきたんです。利根川に架かる諏訪大橋から飛び込むわけですが、地上からの高さが42メートルなので、初めてやるにはお手頃な高さだと思います。Bungy Japanでググってみてください。
初回だけ9000円でそれ以降はめっちゃ割引されますぜ!(ロケットランチャーを一発撃つのに70000円ですよ!それに比べたらなんてお手頃な価格なんだ!!)
しかしながら、バンジージャンプをやってみて実感した一番の収穫といえば、会話のネタになるというところですかね。もちろんそこを狙ってやったわけではないんですが、思ってる以上にバンジーを経験したことある人というのは少ないんですよ。だからウケがいいんですウケが。
あと、恐怖耐性がつきますよ。絶叫系の乗り物とかみんな平気になる(気がする)。
物語シリーズの好きな曲についてひたっすら書いてくだけ
この前、ついに、ついに、ついにですよ。終物語 劇伴音楽集が発売されましてね、やっときたかと。ようやく終物語 下のOP・EDがダウンロードできるぞと。さらに『続・終物語』の主題歌『azure』も加わり、もう大変なことに。
もう全ていい曲。そんでもって聴けば聴くほどハマっちゃうから、いいわ~ってなるものだから、もう止まらない。助けて。
ということで、その中でも特に好きな曲を10曲ほど挙げてくだけの記事です今日は。そう、書きたかっただけの記事であります。
もうね、最初は全部の曲のいいところを一つ一つ書いてこうかとか思ったんですよ。なんせ膨大な量になってしまうのでね、10曲だけ。「君の知らない物語」と「恋愛サーキュレーション」はすごく好きだけど超有名なのでそれ以外で書いてこうかなと。
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今更だけど『続・終物語』が良すぎた。
「~そばにあって、触れられない。鏡の国みたい。デデデデ、忘れなーい、決して忘れなーい♪」
あ~もうマジか!もう鳥肌。最の高。え?すごすぎない?この『azure』と本編の相性。「ぱないの!」って劇場で叫びそうになったわ。
閑話休題。まあまあ、すごい今更ですが『続・終物語』観てきたんですよ。もともと原作の『続・終物語』は読んでいたのでね、より深く楽しめたわけです。物語シリーズは映画からアニメまで全部観て、原作もほとんど読みました。もちろん副音声・裏音声も全て聞きましたよ。
まあこの『続・終物語』、何がいいかって登場人物みんなすばらしい。よくぞ映像化してくれた。やっぱり『続・終物語』の魅力は”いつもと違う”キャラクターなんじゃないですかね。この普段の雰囲気とのギャップですよ。まさしくギャップ萌え。否、ギャップ蕩れ。
老倉然り撫子然り、特に八九寺おねーさんとかやばないっすか、
「嬉しい、嬉しい、嬉しいー! えーん、寂しかったよー! 神様になったはいいけど、さっぱりお客さん来てくれないしさー、もー、おねーさん、神様なんてやめて山を下りようと思ってたんだー! ええい、もっと抱きつかせて、もっと愛させて、舐めさせてー!」
蕩れーーっ!もうこんな、通うわ。北白蛇神社通う。
『傾物語』のときも登場しましたが、あの時は阿良々木君ともほぼ初対面みたいなものだったからこんなにはっちゃけてはいなかったけれど、でもどっかで観たいなとは思ってたんですよ。二十一九寺真宵さんと阿良々木君の”いつもみたいな”やりとりを!それが実現してしまったわけだ。えれぇことですよみなさん。
これを機に八九寺推しになっちゃった御仁も多かれと思いますが、やはり老倉推しも一定数増加したんじゃないですかね。最初、え?誰?ってなりますが、あのやりとりはもうニヤニヤしちゃう。「へっへー! 暦に褒められちゃった! わーい!」とかずるいでしょ。
ブラック羽川に「斜め七十七度~」言わせたときみたいに「かぁーわぁーいーいー!」ってなりますわ。
ブラック羽川といえば、6才バージョンの羽川さん。本編観るまであのシーンは大丈夫なのだろうか、どうなるんだろうかと老婆心ながらハラハラしていたが、ちゃんと映像化されててよかった。
いやむしろ想像以上のシーンになっていた。見た目6才、猫語で喋り、ほろ酔い。いやもう、可愛い要素をぎゅーっと圧縮して詰め込んだ感じ。なるほどこういう時に使うのか、やたら甘すぎるチョコレートみたいな、ってたとえは。誰もが「え?大丈夫?」って思いつつも、その一方で危ない橋を渡りそうになるシーン。
しかしながらその酒盛りのところってちょっと切ないシーンでもありますよね。この事態が収束したら、二十一九寺真宵さんも、クチナワ撫子も、6才羽川もみんないなくなってしまうわけです。
原作ではもっと詳しく描写されているんですが、この酒盛りの場で余接ちゃんも直感していたんです。「いつかこんな日が来ると思ってはいた。」と。
「ーー獲得しかけた何かを失ったような、喪失感の伴う実感だった。」と。映画でもここはなかなかグッと来るシーンでしたね。
そもそも『続・終物語』ってちょっと切ないお話でもありますよね。それぞれの「心残り」が顕在化する世界って。
でも、この一件が収束しても決してみんな消滅するわけではなく、その”2割”を吸収して前へ進むわけです。飛翔するわけですよ。”終わりの続き”としてすばらしいしめくくりですね。大きな節目の時に抱くような色々な思いや感情をとてもうまく表現されたいいエンディングだった思います。
でね、そこで『azure』の歌詞とうまくつながるんですよ。色々心残りがあっても前を向いて進もうという曲の雰囲気がね、ぴったりなんです。もうほんと物語シリーズっていい曲しかない。またダウンロードすべき曲が増えてしまいましたよ。
めちゃくちゃ盛り上がるテーブルゲーム・カードゲーム5選
ちょいとそこの旦那、家でそこそこの人数で盛り上がれる遊びといったら人生ゲームとトランプとウノしかないと思ってませんかね。
ええ、確かに詳しい説明不要でかつ誰でもできる室内遊びといったらそれらが最もポピュラーでありましょう。しかしですよ、そろそろ飽きてきませんか。もう、七並べと大富豪だけの年末はやめませんか。
実は、あまり出回らないだけで、そこそこの人数でできて、めちゃめちゃ盛り上がるテーブルゲームっていっぱいあるんですよ。ですので今日は様々なゲームを試してきた私めが心からオススメする、血沸き肉踊るテーブルゲームを5つほど。
やはりですね、多少頭を使うくらいが面白さをググッと引き上げてくれるんだと思うんですよ。
もちろんこういうゲームは運要素も大きいんですが、ちょっと頭をひねって戦略をもってプレイすれば勝機が見えてくるものです。回数を重ねるごとに高度な戦略の打ち合いになっていく様子は、もうゲームだからといってばかにならないものがあるんですよ。
それでいてシンプルだからハマっちゃうんだなこれが。
街コロ
いわゆる「自分の街を発展させるゲー」です。いち早く最大まで発展させた人の勝ちなのですが、そのためにはお金を集める必要があって、収入を増やすためのまちづくりが重要なんですね~。
シンプルなテーブルゲームなんですが、もう奥の深さとボリュームに帽子を脱ぐでしょう。なにせ1回のプレイで1時間くらい軽くかかりますから。ほんとに。2人から4人でじっくりやりたい場合はめちゃめちゃオススメ。
ナショナル・エコノミー
いわゆる「おっさんに働いてもらうゲー」です。あなたは雇用主で、労働者を持っています。その人たちを職場に派遣してお金を稼いでいき、最も収益が高かった人が勝つというテーブルゲームです。
なんといってもこのゲームのミソは人を雇うと人件費がかかるところ。収益を伸ばすためには労働力が必要、でもそうすると人件費がかかる!というジレンマ!ぜひ頭を悩ませまくりましょう。2人から4人でじっくりできますよ。
バトルライン
いわゆる「陣地の取り合いゲー」です。これは一対一でやるアツいテーブルゲームなのですが、世界観としてはペロポネソス戦争とかペルシア戦争とか、ポエニ戦争とか紀元前の中東や地中海世界で繰り広げられた戦争なんですよ。
いやこれが世界史好きにはたまらない。
だから出てくる兵力も、重装歩兵とか弓、槍、ゾウなんかのカードですから、もうシビれちゃいますね。あなたは戦術を駆使し、部隊を指揮してより多くの陣地をとって勝利を掴むわけですが、気持ちはあの名将ハンニバルですよ。ハンニバル。ロマンしかない。
海底探検
いわゆる「お宝持ち帰りゲー」です。潜水艦に乗って海底探検に出てかけ、宝を一番多く持ち帰った人が勝ちというやつですが、ポイントは「持ち帰ってくる」というところです。
潜水艦ですから空気がだんだんと減ってきます。
サイコロを振るたびに空気が減るので、空気がなくなる前に帰れるように行動を考えなきゃいけないわけです。最後の方とか「帰るにはここでサイコロの6を出さなければ空気がもたない…!」みたいな『海猿』的状況になってもうハラハラドキドキ。
テストプレイなんてしてないよ
ゲームの目的は、そう、勝つこと。圧倒的なシュールさと溢れるセンスが平和なお茶の間に混沌をもたらすことでしょう。
これこそ、存在するカードゲームの中では最もシンプルなんじゃないかと思います。やることは自分の手番になったらカードの束からカードを一枚引くだけですから。戦略も何もありません。
もう、これ作ったやつ相当ヒマだったんだろうなって誰もが思うことでしょう。そしてまた気づくでしょう。さてはこれほんとにテストプレイしてないなって。
2人から10人プレイできて(10人ですよ!10人!)一試合5分、10分で終わります。でもね、気づいたら2時間たってますよ。まじで。